第90号 2022年12月1日号
1面 DX見据えた業務マネジメントに新ツール
業務標準化と効率化の解消に新たなツールが誕生した。システム開発と税理士法人の二本柱からなる「Beso Group」(大阪市)が開発、提供するクラウド型の業務マネジメントツール「ZoooU」(ゾー)は、税理士の定型業務の抜けや漏れをゼロにすることを目的に、事務所の収益機会を逃さず、税理士が儲かる仕組みをも取り込んだプロダクト展開が話題を集めている。
2面 事務所特化の新・ファイル共有サービス
(株)NTTデータ(東京・江東区)が提供する税理士事務所向けの新たなサービス。クラウド型の電子ファイル等授受管理サービス「データ収集・配信」は、事務所のICT化促進を支援するツールで、コロナ禍において、顧問先のデータ収集をクラウドで行いたいという税理士事務所のニーズに応えたサービスと言える。
3面 資産税特化税理士が注目する不動産引き取り
来年4月27日から施行される国庫帰属法。相続等により不要な土地を国が引き取る制度について、相続・不動産コンサルティングを行うプロサーチ(株)が運営する税理士ら士業向けコミュニティでは、この問題にフォーカスした勉強会が人気。
4面 後継者探しの「後継者名鑑」サイトがオープン!
従来の人材紹介サービスと大きく異なる、後継者候補を探すための「後継者名鑑」のサイトが開設された。プロフィールだけでなく、人柄までもわかる情報を開示。 https://www.jusnet.co.jp/directory/
5面 23年4月から大きく変わる「経営者保証」
「経営者保証」の在り方を巡り、大きな動きが出てきた。これにより、金融機関の保証依存体質の解消が図れるかどうかは微妙だが、顧問先を指導する税理士がどのように取り組んでいけばいいのかについて、(株)スペースワンの徳永社長が徹底解説。
6面 どうする⁉会計事務所のインボイス対応
顧問先から適格請求書の確認作業などを依頼されたら、従来と違う手間がかかるほかリスクも伴う。ただ、簡単に報酬アップを要求できないのも現実だ。会計事務所が取り組むポイントを本紙が独自にまとめた。
7面 相続特化の落語家税理士が語る現状と未来
お客ゼロから相続特化事務所を開設し、開業10年目を迎える会計事務所がある。社会人落語家「参遊亭英遊」(さんゆうていえいゆう)としても話題を集める落語家税理士の石倉英樹氏に、その取り組みとこれからの相続市場の展望、将来の計画などを聞いてみた。
8面 職員定着の秘訣は「評価」にあり!
人材採用難の現状において職員を定着させるポイントとはいったいどんなところにあるのだろうか。職員の定着率向上を実現するための考え方や取り組みについて、この の分野に精通する岡久社会保険労務士が徹底解説。