第52号 2016年8月1日号
1面 「中小企業等経営強化法」はビジネスチャンスになるのか?
中小企業や小規模事業者の生産性向上を支援する「中小企業等経営強化法」が7月1日に施行された。背景にあるのは、企業を取り巻く経営環境の改善だ。企業の「稼ぐ力」をアップさせる目的の新施策は、「経営力向上計画」を策定し、国から認定を受けると税額軽減や金融支援の恩恵が受けられる。果たして税理士にとってこの新施策が新たなビジネスチャンスになるのだろうか?
2面 税理士にウケる“経理丸投げ”サービス
会計・経理アウトソースサービス「メリービズ」の経理丸投げサービスが好調。人件費の高に苦しむ税理士らが関心を寄せており、業務効率化という観点からも税理士ユーザーが拡大中。
3面 顧客拡大の新マーケティングサービスとは
「税理士ドットコム」の新サービス。会計事務所特化のツールの提供で、新規見込客開拓、既存顧客の育成、紹介獲得といった顧客拡大の仕組みを一元化。
4面 マイナンバー すでに現場は大混乱!?
昨年の年末調整はマイナンバー配布の遅れもあり、運用が1年先送りになったが、そのため今年も年末までに間に合えばよいといまだに何もしていない税理士事務所は多い。しかし、すでにマイナンバーの登録を開始した税理士事務所の職員が悲鳴をあげた。「このままでは年末調整に間に合わない!」
5面 「製販分離」経営の勘どころ
会計業界における「製販分離」を、(株)YKプランニング代表取締役の行本康文税理士が緊急提言。「すでに会計事務所ビジネスモデルの崩壊は始まっています。税理士だけは例外¡?そんな考え方は通用しませんよ。製販分離の実践が税理士を救うキーワードです!」。
6面 考え直したい「税賠保険」
数億円の高額な損害賠償を請求された事案を題材に、今一度、税賠保険の補償内容を考えてみる。
7面 国際税務で個人富裕層を開拓する若手税理士
「今後は国際税務分野のIT化を進めていきたい。国際税務と言っても特別視するわけででもないし、合理化もできる分野には違いありませんから。これで差別化戦略を展開していくのが目標です」。
8面 見どころ満載!! 業界の祭典「会計事務所博覧会2016」
ITの進展で、税理士はどのような未来を描いていくべきか?最先端のイベント「会計事務所博覧会」でその答えがきっと見つかります。