第72号 2019年12月1日号
1面 過去最大の来場者で賑った「会計事務所博覧会2019」
(株)ゼイカイ主催の第6回「会計事務所博覧会2019」が10月17、18日の2日間、「秋葉原UDX アキバスクエア」で開催された。会計事務所の発展と成長のためのノウハウやコンテンツを集結させた業界唯一のイベントは、過去最高の来場者数および出展企業数を記録。とくに今回は、消費税軽減税率のスタート直後とあって、業務効率化・生産性向上を実現させるクラウドシステムやAI、OCR、RPAなどのツールが人気を呼び、これからの会計事務所のあり方のヒントが得られる絶好の機会となった。
2面 本当に「税賠保険」だけでリスク対策は万全か⁉
税理士の専門家責任を問われる範囲も拡大傾向にあり、「税賠保険」でカバーできない部分のリスクヘッジ対策がクロースアップされている。そうしたなか、税賠保険の対象とならない業務や保険支払限度額が超過する大きな損害賠償請求を補償する「税賠上乗せ/条件差」保険が、コンサルティング業務を展開する税理士法人らから注目されている。
3面 「1枚完結型のサイト」に税理士向けテンプレ登場
「安価で簡単にホームページ作成」を実現させる(株)ペライチのWebツール「ペライチ」が話題を集めている。同社が得意とするのは、複数ページのインターネットのサイト制作ではなく、「全部の情報を1枚に集約させた公式サイト」。このたび、税理士向け有料テンプレートを追加し、士業の紹介サービスを拡充中。
4面 特集 税理士必見!「クラウド会計」との付き合い方
本紙ならではの切り口で、クラウド会計の現状と課題を多角度から分析。そこから見えてくる将来性とは…
5面 インタビュー 1年で200会員突破。快進撃「RPA研究会」を追う!
RPA人気を背景に、活動の輪を拡げる税理士が立ち上げた「会計事務所RPA研究会株式会社」。代表の大城真哉税理士に原動力や躍進の要因について聞いてみた。
6面 税界よもやま話 審判官の民間登用は低空飛行
7面 トップランナーの”クラウド税理士“が突然、税理士廃業⁉
クラウド会計の企業導入サポート実績は200件超と個人事務所では日本最多級。事務所のオウンドメディアやYouTube動画などで、クラウド活用のノウハウを情報発信し続けている廣升健生税理士。まさに、“クラウド税理士”のトップランナーとして不動の地位を歩む廣升氏だが、年内をもって何と、税理士を廃業するという。果たしてその理由はいかに……。
8面 特別紙面 キャッシュフロー経営の指導に強力ツール
「企業経営にとって、財務会計システムがどれだけ役に立っているかー」との観点から2年余の開発期間を得て製品化されたクラウド予算実績管理ツール「YOJiTSU」。経営数値の見える化で、キャッシュフローの黒字化を支援する同システムのコンセプト、活用のメリット等について、(株)シスプラの代表取締役社長の椛沢均氏にインタビューした。