第62号 2018年4月1日号
1面 優秀な若手人材確保にインターンシップが人気
一般の事業会社ではメジャーとなったインターンシップという手法が、会計業界内でも注目されはじめた。長期インターンシップの求人サイトには、会計事務所からの引き合いが急増しているところもあり、運営企業側も、「予想していなかった業種から人気が集まってきたのは意外」と言う。人材採用をめぐる動きを追ってみた。
2面 「創業融資&財務顧問」で顧客拡大
「創業支援ビジネス」で業績向上する事務所が続出している。最近の成功事例は、会社設立の手続き代行支援から顧問契約獲得につなげる、という一般的な取り組みではなく、創業融資&財務顧問といった財務支援を切り口に顧客開拓を展開するという手法だ。
3面 相続特化開業5年目で売上2億8千万円超
九州・福岡に拠点を置き、独特な営業開拓手法と資産税受託スキームで、金融機関からの紹介営業を基盤に相続受注件数を急激に伸ばしているのが税理士法人アイユーコンサルティング。成功の秘訣は独創的な銀行戦略にありそうだ。
4面 業界内では珍しい事務所の経営連合化で飛躍
会計事務所の経営連合という新しい組織確立を目指す「JPコンサルタンツ・グループ」(略称=JPCG)の活動が、今年10年を迎える。新分野への進出で攻めの営業展開を見せる下吹越代表理事と和田事業戦略室室長をインタビュー。
5面 「A-SaaS」(エーサース)」 創業以来8年余続いた赤字から脱却
アカウンティング・サース・ジャパン(株)の田中啓介社長に聞く、単月黒字化の 要因とは。
6面 税界よもやま話
経理ミスを知りながら修正しなかったら、「重加」の対象になるのか?
7面 クラウド会計ソフトの利用実態
個人事業主対象のアンケート調査で、前年と比べクラウド会計の利用率が3.8ポイント上。堅調な伸びを示すとともに、副業をする会社員の約半分が利用する実態が明らかに。
8面 特別企画 「介護」に会計事務所のビジネスはあるのか?
このほど誕生した「介護アドバイザー会計人会」。母体となるNPO法人「介護ライフアドバイザー協会」の田中肇代表と、ユーザー事務所を代表し、税理士法人スーゴルの森瀬博信代表税理士に直撃インタビュー。
「介護アドバイザー会計人会」特別インタビュー記事をアップしています。こちらからご覧ください。
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