第88号 2022年8月1日号
1面 インボイス対応 今から動いてもギリギリな理由
2023年10月1日から始まる消費税インボイス制度。「まだ1年先」とのんびり構えていると大変な目にあいそうだ。年末調整、確定申告、決算など会計事務所の特有な業務の繁忙期を考えると、実施的な対応時間は決して多くはない。事務所の業務体制だけでなく、顧問先への周知・協力体制なども必要でインボイス制度スタート前に準備しておくことは実に多く、本当に時間は限られていると言えそうだ。
2面 税理士メタバース交流会とは?
今話題の「メタバース」。インターネット上でのコミュニケーションできる仮想空間やサービスを意味するが、意外にも税理士業界内において「メタバースが描きだすビジネス」について、「メタバース士業交流会」という、クラウドファインディングによるプロジェクトが始動。
3面 税理士法に準拠、テレワークに役立つPCログ管理システム
日税連のテレワークに関する指針によると、リモートワークの環境下においては、システム利用時の業務記録(ログ)の保存および確認が出来る環境を整備する必要がある。そうした課題をクリアするPCログ管理ステムが登場した。
4面 事務所の後継者を招聘するための課題
後継者を招聘したいという所長先生の多くが直面する7つの課題と心構え等について、わかりやすく解説した。
5面 事業承継コンサルへの取り組みは保険管理から
会計事務所にとって事業承継や資産税関連サービスは顧客満足のためにも重要なテーマだが、ハードルの高いサービスでもある。そうしたなか、スリーナインコンサルティング(株)は会計事務所とタイアップすることで事業承継コンサルティング環境を整備。保険管理を切り口に企業、事務所、スリーナインコンサルティング3社によるWIN―WIN関係構築を目指す。青山誠社長に取り組みや今後の展開などについて語ってもらった。
6面 「MAP経営計画システム」がクラウド化
未来会計を提供するMAP経営が、現行の「MAP3」をフルクラウド化して利便性などを高めた「MAP経営シミュレーションシステム+(プラス)」をリリース。開発担当者の山脇取締役に特長などを聞いた。
7面 地方会計事務所 売上「1億円突破本気塾」の“本気度”とは!
「1億円突破本気塾」の講師で実践者でもある池上税理士事務所(宮崎・宮崎市)の池上成満税理士と塾のディレクターである大野晃氏へのインタビューを通して、本気塾の魅力と成果を探ってみた。
8面 見どころ満載 特集「会計事務所博覧会2022」
今年で9回目を迎える「会計事務所博覧会2022」。 紙からデジタルへの変革過渡期をどう乗り越えればいいのか⁉ いよいよ1年を切ったインボイス制度・電帳法対応やDX化、業務自動化など、経理業務の効率化に代表される最新IT情報を盛り込み、変化する会計業界の”今”をお伝えします。