第69号 2019年6月1日号
1面 やっぱり大変!!改正消費税への実務対応
目前に迫る消費税の「税率変更」と「軽減税率」。違いなく入力作業の負荷は税理士事務所にのしかかってくることから、これまでと異なる対応や準備が必要だ。そうしたなか、「一般社団法人フィンテックガーデン」が、消費税等の取引内容をQRコード内に埋め込むフィンテックシステム「レシートQR」を構築。早くも業務の効率化支援ツールとして期待が寄せられている。
2面 最先端の「RPA」自動化ロボットを活用する税理士法人
税理士法人あさひ会計(山形・山形市)のグループ会社「(株)ASAHI Accounting Robot 研究所(略称=Robo研)」では、すでに18種類にもおよぶ会計業務支援のロボットを開発。人気なのが、国税・地方税の電子申告関連業務のロボット化。事務所での利活用を契機に、最先端の「RPA化」導入ノウハウを全国の会計事務所に提供している。
3面 経営数値を“見える化”するクラウド経営支援システム
ほぼ全ての財務会計ソフトからのデータを活用し、月次試算表や決算書では見えなかった経営数字をビジュアル的に「見える化」する新たな経営支援システム「YOJiTSU(ヨジツ)」が誕生。会計事務所が顧問先の予実管理を進める上で必要なノウハウを満載。
4面 「その書面契約で税賠を防止できますか!」
顧問先との間で交わす契約書にも思わぬ損害賠償リスクが潜んでいる。そこで「税理士を守る会」というコミュニティを主宰し、研修会等で税理士に賠償リスクの軽減策を提唱するみらい総合法律事務所代表パートナーの弁護士・税理士、谷原誠氏が、税賠を防止するための契約書締結の必要性について言及。
5面 顧問先の適正な「在庫調整」を実現させるネット登場!
経営課題で多く取り上げられる「在庫の問題」。顧問先が在庫の問題に頭を抱えていても、有効的な解消策が見いだせない状況下、ネット活用の“助っ人”が誕生。 無料で参加登録できる「余剰在庫再流通プラットフォーム「7gake(なながけ)」は、顧問先への提案、新規顧客獲得のきっかけ作りに活用できそうだ。
6面 知っておきたい重要裁決事例レポート
・「決定があるべきことを予知」して相続税の期限後申告はされたのか?
・税務調査で取締役の横領発覚。不正取得した金員は給与等に該当するのか?
7面 大家特化税理士の新戦略
自らも実家のアパート経営を立て直した経験を持つ渡邊浩滋税理士。以来、「大家専門税理士」として賃貸経営のノウハウを全国に提供する事業を展開。新たに、「大家さんを助ける税理士になりませんか」をキャッチフレーズに、全国の税理士らとのFC展開も始動。
8面 オンライン融資の現状と展望(2)「LENDY(レンディ)」編
「キーマンに聞く、オンライン融資の現状と展望」第2弾は、このほどみずほ銀行と業務提供し、オンラインレンディングプラットフォームの提供を開始したベンチャー「クレジットエンジン」の内山誓一郎代表取締役。より多くの事業者に資金調達の可能性を提供する同社の事業戦略を聞いてみた。 今すぐ読める! kindle版もございます。