第97号 2024年2月1日号
会計・税務ソフト業界に地殻変動 NTTデータとエプソンが提携
昨年、日本ICS(株)が独立系IT大手のTIS(株)の完全子会社となり、さらには、エプソンがNTTデータとの業務提携に舵を切った。昭和・平成を通じて寡占状態が続いてきた会計事務所向けソフトウェア業界も、freee・マネーフォワードその他新規参入を加えた業界地図の塗り替えがはじまったようだ。
2面 介護特化にビジネスチャンス到来!
高齢化の進展で、さらなる需要拡大が予測される介護業界。小規模中心の介護事業者への関与は手間がかかることから税理士は敬遠しがちだったが、介護保険制度改正を機に新たなビジネスチャンスが訪れようとしている。
3面 「AI税務相談ロボット」が登場!
デジタル化と人材不足の解消が急務の税理士業界において、精度の高い情報収集ツールは生産性向上に欠かせない。そんな中、新たに開発・提供された「税務相談ロボット」は、税務相談にAIが活用された初めてのケースとして注目を集める。
4面 新連載 会計事務所「事業合流」の活用
今号より連載がスタートした「事務所後継者問題の解説シリーズ」。第一回は、事務所M&Aのリスクを軽減する「事業合流」の本質について解説する。
5面 社労士「SATOグループ」の躍進を支えるクラウドシステム
社労士・行政書士のグループとしてダントツの規模(総勢約1,700名)を誇る「SATO グループ」の躍進を支えるクラウドシステム。税理士との連携やその活用法について、SATOグループの日本社会保険労務士法人給与事業部長の生垣公彦氏にインタビューした。
6面 どうする⁉紙の証憑回収やデジタル化
1月より始まった改正電子帳簿保存法。最大の課題は原始資料の回収方法や電子化で、様々な対応商品やサービスを独自取材。
7面 若手税理士による(一社)次世代税理士研究会が始動!
昨年末、研究会のキックオフとなった「税理士サミット」。300名超が参加したこのイベントは業界内で大きな話題に。その中心的な存在のサン共同税理士法人代表社員の朝倉歩税理士に、研究会のビジョンや将来構想を熱く語ってもらった。
8面 「ストリームド」新たに2つの代行サービス
紙証憑の自動記帳「STREAMD(ストリームド)」が会計事務所に提供する2つの新サービス。「資料回収」と「スキャン作業」の代行サービスを大公開。